ふとジムの中でトレーニングをしている人を見回してみると、体がデカい人は見つけることができます。
そしてもう一度ジムの中を見回してみると、肩が大きい人を見つけることはなかなか難しいと思います。そして、肩がでかい人は例外なく良い体に見えますし、他の部分も発達しています。
上半身で一番大きな筋肉は三角筋です。
つまり肩はしっかりとトレーニングすれば大きくなるし、上半身で大きくなりやすいと思っています。
しかし、関節の動きが複雑なので鍛えることが難しいことも事実です。
それでは、どのように肩を鍛えて脱初心者することができたのかを紹介していきます。
脱初心者できた肩のトレーニング
先にも言ったんですが、肩の関節は他の関節と比べて異常な範囲の可動域をもっているので、鍛えにくい箇所です。そして、その可動域を象徴するようにいろいろな筋肉があります。細かな筋肉が多いのでトレーニングの種目数自体が多くなっています。
肩のトレーニングでは、時間がかかってしまったり、肩だけは筋肉痛にならなかったり、デカくなっている気がしなかったり、そんな人が多いと思います。
肩のトレーニングで重要なことは精神力である
いきなり肩と精神力に何が関係あんねんと思いますよね。トレーニングの話をしているのに、いきなり精神力。結局大事なのは根性なのか。
精神力と肩のトレーニングには深い関わりがあるのである。
まず肩のトレーニングで思い浮かぶのはサイドレイズですよね。ひどい時には右を向いてもサイドレイズ、左を向いてもサイドレイズ、インクラインベンチでもサイドレイズどこでもサイドレイズ状態です。
そこでサイドレイズをやっている人を観察すると三つのタイプに分けることができると気づくと思うんです。
- サイドレイズ軽い重量でただやっている人
- サイドレイズを軽い重量でものすごく辛そうにやっている人
- サイドレイズをとんでもない重量でやっている人
1は初心者、2・3はデカイ人だと思うんです。
つまり、ものすごく軽い重量でもしっかりと効かせられるぐらいトレーニングが上手い人、もしくは、ものすごく思い重量でも上手くチートを使いながら扱うことができるトレーニングが上手い人の肩がデカいと言うことです。
そんなのは当たり前ですよね。
初心者の人はまず、どちらもできないんです。
一度冷静になって、ジムの中をよくみて欲しいんですが、どこでもサイドレイズ状態の中に肩が大きいマッチョがいますか。マッチョは隅っこで地味にサイドレイズしてないですか。違ったらすいません。
ここにヒントがある気しかしないです。
サイドレイズはどこでやっても筋トレをわかっています風な雰囲気が出せるし、心拍数は上がらないけど、なんか筋肉に効かせられている気がする。つまり簡単な種目なんですね。しかも、ユーチューバーがこぞってやっている。これはやらないわけにはいかないのです。
ただ、サイドレイズを頑張っている人に肩が大きな人がいない。これが最大の矛盾です。サイドレイズはどうやら肩がそこまで大きくならない。
サイドレイズを頑張ったところで肩がデカくなる可能性が低そうだ。これに気付くことができれば、脱初心者もすぐ目の前です。
肩のトレーニングは精神力
サイドレイズを頑張っても肩がデカくなる可能性が低そうだ。これに気付いたあなたはもう脱初心者したも同然です。
サイドレイズをしない精神力が最も肩のトレーニングで最も重要なことです。
サイドレイズを頑張っても肩がデカくなることがなさそう。これを理解して実際に行動に移すことができれば、肩は大きくなっていきます。
サイドレイズをやらない方がいいというわけではなくて、サイドレイズではなく、他のことを頑張った方が肩は大きくなると言うことです。
では具体的にどうすればいいのか。サイドレイズをやりたい気持ちを押し殺してプレスの種目を頑張るのです。
肩は流行りのかっこいい種目が多いが、やりた気持ちを押し殺して、地味なプレスをするのです。最初にも言ったのですが、肩の筋肉は上半身で一番大きな筋肉なのです。と言う事は、ベンチプレスで100キロで刺激しても大きくならない大胸筋を思い出してください。サイドレイズを10kgのダンベルで頑張ったところで、刺激できて成長してくれるほど生易しい筋肉ではないと言う事です。
私はダンベルショルダープレスが40kgを超えたあたりから肩がものすごくよくなってきました。肩がでかい人をよく観察していると、何かしらプレスの種目で追い込んだ後にサイドレイズをしているんですよね。決してサイドレイズで終わっていないんです。
私も流行りの種目を多くやっていました。サイドレイズ、フロントレイズ、リアレイズ、パンプ最高!それぞれ角度を変えてやっていましたが、肩はデカくなる事はなかったですね。
どうやって脱初心者したかと言うと、サイドレイズをやりたい気持ちを押し殺して、プレス種目をがんばりました。
肩の日にやるダンベルショルダープレスは、最も死を感じる種目です。そのぐらいプレスを頑張ると肩はよくなりました。
肩のプレスの種目って地味なんです。なので凄い人たちはSNSにアップしないんですよね。肩の種目はなんたってお洒落な種目が多いですからね。
プレスを頑張って重量を伸ばして、筋量もアップさせながら、サイドレイズをすればいいんです。インクラインのサイドレイズなんか最高の種目です。ただ、あの種目を初心者がやっていいね!これ!とはならないはずなんです。簡単そうに見えて難しいんです。
と言う事で、肩のトレーニングは脱初心者するまでは周りがサイドレイズをしている中、やらないということを選択できる精神を鍛えることが、肩のトレーニングでは最も大切なことなのです。
脱初心者したらサイドレイズを一緒に楽しめばいいんです。
それまではカッコ悪くてもプレスを頑張りましょう。
肩のプレス種目
お終いにプレスの種目をザッと紹介したいと思います。
- ミリタリープレス
- バックプレス
- ダンベルショルダープレス
- ワンハンドダンベルショルダープレス
- アーノルドプレス
- リバースグリップフロントプレス
- プッシュプレス
ザッとあげただけでも、多くあります。どれをやっても良いと思います。2.3種目組み合わせてやっても良いと思います。
しっかりとプレスの種目で重量を伸ばしていくことが肩のトレーニングで脱初心者する大切なことです。