20歳の時に知っておきたかったこと【ティナ・シーリグ】

この本は20歳の時に知っておきたかったことが書いてあるはずですが、私には今の自分にとっての、知っておいたほうがいいことが書いてあルト感じました。20歳の時に知っていても、個人的には、あまり役に立たなかったように感じます。今知ることができて、本当に良かったと思います。

この本はスタンフォード大学の起業家精神とイノベーションの講座から生まれた本です。起業家のための本と言ってもいいと思います。有名な起業家の方の話がよく出てきます。起業についてだけではなく、より良い人生を生きていくヒントを得ることができます。
また、人生を生きていく上で将来の不確実性が大きなストレスとなる場面が、数多くあることがあると思います。しかし、その不確実性こそが人生においてのチャンスそのものだと教えてくれています。
確かに、不確実性があるからこそ、人生はチャンスに溢れていると言えます。本の中で特に印象的だった話が、スティーブ・ジョブズの点と点が結びつく話です。その時には、とうてい結びつかないであろう物が、いつか結びつくことがあるということです。不確実性があるからこそ、人生を自分で選んでいくことができ、成功を手に入れることができるのです。

起業だけではなく、人生のヒントになることがたくさん書いてありました。常識を疑い、見方を変えて、課題を解決していく。そして、交渉の席ではwin-winを目指し、人との付き合いで幸運を呼び込むようにする。人生そのもの、生き方についての成功というものが書いてあります。
普段私たちがしている仕事は、困っている人の課題を解決することです。この課題は、いつも通りの視点を持っていると、見付けることができません。困っている人がいるということにも気付けないかもしれません。このいつも通りの視点を変えてみるだけで、課題が見つかることがあります。常識と思っているものを疑うことで、新たな課題が見つかったりもします。
限界や常識に縛られている状態では、課題を見付けることすらできないので、イノベーションなどは、さらに起こすことができないです。常識に縛られることなく、限界を決めないことの大切さを認識させられました。限界を決めているのは紛れもなく私たちなのです。
幸運も自分で手に入れていくものなのです。幸運は外からあらわれます。そのための準備が大切なのです。外の世界に出て、たくさんの物や人に触れ、その出会いを大切にしていく。なにが起こるかわからないからこそ、たくさんのチャンスを手に入れるために、外の世界へ踏み出すことが大切です。
また、人生はゼロサムゲームではなく、みんなで豊かになっていくものでもあります。みんなと協力してより豊かになっていく。人生は交渉の連続ですが、誰かに勝つためではなく、共に豊かになっていく交渉術が必要です。

自分の人生を決めることができるのは、自分だけです。不確実性を恐れて、外に踏み出さない事は楽なことです。しかし、自分が思い描く成功を手に入れるためには、外の世界に足を踏み入れなければならないです。その時の正解は誰にもわかりません。限界を決めずに飛び出していくことが大切です。道を外れても、いつか点と点が結びつくと信じて、その時その時に輝くことが必要なんだと思います。
これからの人生で、不確実性こそがチャンス。これを知れただけでも、この本を読んだ価値があります。今後は困難が待ち受けていても、限界を決めることをせず、積極的に挑戦できるようになりたいです。

理想論を言いましたが、このような挑戦ができていたのならば、もうすでに成功を手にしていると思います。しかし自分はまだ手にしていない。何かを変えなくてはいけません。
まずは限界を決めてしまっている自分を変えていきたいです。どんな困難にも見方を変えれば、解決策を見つけることができると信じます。そして、努力し、失敗し、諦めなければ成功を手に入れられる。不確実の中にそのチャンスがある。常に外の世界、常識から外れた世界にアンテナを張っていきたいです。