アドレナリンとはなんなのでしょうか?
アドレナリンが出る、ではアドレナリンがでることによる効果は?
アドレナリンとは
アドレナリンとは、カテコールアミンの一種で、副腎髄質で作られるホルモンのことです。興奮すると分泌されると言われており、「闘争か逃走か」のホルモンとも言われています。
カテコールアミンとは、アドレナリンとドーパミン、ノルアドレナリンのことを言います。
闘争か逃走かのホルモンということで、運動器官への血液量の供給増大などを引き起こしています。
どんな時に分泌されるのか
アドレナリンは、適度なストレスがある状態の時に分泌されます。
もちろん、トレーニング中にも分泌されているのです
トレーニング中のことを思い返してみると、心臓の鼓動が高鳴り、筋肉の温度が高くなり、呼吸が荒くなったり、いかにも闘争モードのようになっていますよね。
そしてトレーニング中に食べ物を食べたり、消化が必要になるものを食べたりすると胃がもたれたり、消化不良になってしまうことがあると思います。
これらはアドレナリンの働きと言えるでしょう。
アドレナリンのプラスの効果
アドレナリンのプラスの効果としては上記した効果とは別に、脂肪の分解を促進してくれるということがあります。
闘争モードの際にはエネルギー源として優れている脂肪からたくさんのエネルギーを得るために分解が促進されます。
アドレナリンのマイナスの効果
マイナスの効果は上記したように、消化器官の機能の低下が起こります。
また、感覚が鈍くなるということも起こります。
これは思い当たるフシがある人も多いと思いますが、トレーニング中には痛みが無かったところがトレーニング後に痛くなる。
アドレナリンの効果により、痛みに対して鈍感になっているのです。
アドレナリンと自律神経
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」というものがあります。
アドレナリンは、「交感神経」の働きを高めます。
交感神経は、興奮した状態で働く神経なので、体を興奮状態にして、闘争か逃走かという行動を私たちに起こさせるのでしょう。
終わりに
アドレナリンは興奮状態の時に分泌されるホルモンです。
トレーニング中にはたくさん分泌させて、脂肪の分解を促したいですね!
カテコールアミンはアミノ酸のチロシンから作られるので、チロシンも不足しないようにしたいです。タンパク質を不足させずに、トレーニングということはこのような面からも大切になってくるでしょう。