怒責はトレーニング中に避けたほうが良いことの代表的なものです。
特に高齢者やトレーニングの初心者は避けなければいけません。
怒責とは
怒責とは、力を出す時に、息を止めて力を出すことを言います。
これはトレーニング中だけではなく、トイレで大きい方をする時にも行っています。
トイレで怒責をすると、顔が赤くなったり、血管が浮き出てきたりしますよね。
トレーニング中の怒責
トレーニング中は体幹を固定してトレーニングすることが大切です。
スクワットの時に体幹に力が入っていないと、まずバーを担ぐことができません。もちろん正しい動作も行うことができません。
トレーニングを始めたときには、息を吐きながら力を入れると教えられることが多いと思います。息を吐きながら力を入れることにより、力を発揮する時に、体幹を固定することができるようになるのです。実は正しいフォームに呼吸は不可欠なのです。
しかし、ある程度の重量になってくると、息を吐きながら行うよりも、息を止めながら行ったほうが、重量を扱うことができるのです。
重い重量になってくるとトレーニング中の怒責が必要になっていきます。
なにがいけないのか
怒責をすると、腹圧が上がります。
腹圧が上がると、血圧が上がります。この血圧が上がるということが怒責の危険な所なのです。
トレーニングを経験してきて、血管が血圧に耐えられるようになっていればいいのですが、高齢者やトレーニング初心者の方は、血管が耐えられるようになっていません。
そして、トレーニングをしていても、心不全や心筋梗塞の原因になってしまう場合もあります。できれば怒責は避けたほうが良いでしょう。
どのように避ければいいのか
まず、トレーニング中に行きを止めないように注意する。これが大切です。
しかし、ある程度の重量を扱おうとすると、怒責が必要になってしまいます。その際は、できる限り怒責を短くする必要があります。
具体的には、1番パワーが必要なボトム〜少しの間は怒責して力を出す。
その後は息を吐きながら行う。なるべく怒責を使わない。
これが大切です。
また余談ですが、45度レッグプレスなどの頭の位置が体よりも低くなる種目は脳の血圧が上がりやすいです。レッグプレスは重量も扱えるために、怒責し易い。
そうなると、最悪の場合血管がプッツンとなってしまうので、いつも以上に気をつけたほうが良いでしょう。
終わりに
ん〜!!!!
どうしてもなってしまいますよね。
フレックスする時も怒責してしまいます。
なんとか避けたいですが、難しいですね。デッドリフトで倒れそうになることは多いです。
怒責を知らずにいるよりも、知っていたほうが怒責のリスクを下げることができるので、怒責について知っておいたほうがいいでしょう。
プッツンいかないように気を付けたいですね。
トイレで怒責するのもほどほどにしましょう。
参考文献