スタンフォードの自分を変える教室【ケリー・マクゴニガル】

この本は、DIAMOND onlineの「東大で市場一番売れた本は、テレビになった世界的ベストセラー」というニュース記事に乗っていた本です。

ランキング形式で20位まで載っていたのですが、その中の一冊です。

自分を変える教室というタイトル通り、自分を変える方法が書いてある本です。
読み始める前までは、自分を変えるためには、精神を鍛えたり、やりたいことを見付けなければならない。など、この手の本にありがちの、精神論を主に扱っている本だと思っていました。

実際に読み進めていくと、そんなことは全くありません。

精神論ももちろん出てくるのですが、頭ごなしの精神論はありません。しっかりとした理論に基づいた精神論なので、納得できます。そして、すべての理論が筆者の経験等ではなく、科学的な見解を元に書かれていました。

自分を変えるには、科学の力が必要なんです。

 

まず、一番衝撃を受けたことは、

「人は将来を割り引いてしまう」
これには衝撃でした。

他にも、

「ストレスにより、身近なことで不安を取り除いてしまう」

「考えてはいけないことを考えてしまう」

 

これらは「やる力」を鍛えることにより改善することができるようになります。
最初はできなくても、だんだんとできるようになっていくのです。
「やる力」「やらない力」「望む力」は意志力と言われており、この力は鍛えることができるのです。
そのためには、自分を見つめ、自分が何をしたいのかをしっかりと理解することが大切です。自分を抑圧することでうまくいくことはないそうです。

 

これからの自分のなりたい姿を「割り引かず」に考えていきたいです。
将来とは、今の連続。つまり、今が現実とういことをしっかりと理解して行動していきたいです。
ここでホリエモンさんがよく仰っている、今を大切に生きようという意味がハッキリとわかりました。

そのためには、自分の中に何人もいる「自分」の意思をしっかりと理解し、本当に自分が望む道へ力を合わせられるようにしていきたいです。

自分がやらなくてはいけないことを、なぜしなくてはいけないのか、なぜしたいのか、なぜ努力しているのか、「なぜ」をしっかり見つめるようにしたいです。
そして、進歩に注目せず、今まで努力して来た過程を大切にしていきたいです。
してはいけないことを抑制するのではなく、したい、やりたいのように、やる力を伸ばしていきたいです。

 

「意志力」のトレーニング方法である、瞑想の方法も書いてありました。
瞑想は、内部や外部の要因に惑わされないようになるために最適です。瞑想の良さは今までわかっていませんでしたが、やっとわかりました。少しずつ練習していきたいと思います。

 

最後に、この本を読んでも自分が変わる訳ではないですが、なぜ自分ができないのか、いつも途中でやめてしまうのか、ということが理解できます。

他にも、

「いいことをすると、悪いことをしたくなる」

「死亡事故を見ると、ロレックスが欲しくなる」

「どうにでもなれ効果」

など面白い理論も書いてあったので、飽きずに読むことができました。

さすが東大生、すごいです。