「加圧トレーニング」一度は耳にしたことがある言葉だと思います。
なぜ加圧トレーニングは効果がでるのか?
そもそも加圧トレーニングって何?
どんな人にオススメなのか見ていきましょう。
加圧トレーニングとは
加圧トレーニングとは、サトウスポーツプラザの佐藤義昭氏が独自に開発したトレーニング方法のことをいいます。意外なことに、日本人の正座からヒントを得たものです。
日本人の足腰の強さは血流を制限する正座に関係があるのではないかということからヒントを得られたそうです。
筋肉の血流を適切に制限をした状態でトレーニングを行います。血流を制限することにより、効果的に筋肥大を起こすことができるようになるのです。
加圧トレーニングの方法
加圧トレーニングは適当に行っている訳ではありません。
専用の器具を使い、加圧します。加圧する場所は、四肢の基部を加圧します。動脈ではなく主に静脈を制限します。
圧力センサがついた専用のものを使用するので、真似をしてはいけません。障害等を引き起こす可能性があります。
加圧トレーニングはなぜ効果が高いのか
加圧トレーニングは、軽い負荷で筋肥大を起こすことができる。
なぜなのでしょうか。それは筋肉が加圧により、勘違いを起こしてしまうからです。筋肉がだまされてしまうのです。
加圧により、血流が制限された状態でトレーニングをします。そうすると、疲労物質が筋肉の中に溜まりっぱなしになってしまいます。この疲労物質が溜まることが筋肉にとって強い刺激となり、筋肥大を効率的に起こすことが可能になるのです。また、成長ホルモンなども活発に分泌されるようになります。
加圧をすると、軽い重量(40%1RM)でトレーニングをしても、80%1RMでトレーニングをした後のような筋肉の中の環境になってしまいます。このように、筋肉の環境が80%1RMでトレーニングした時のようになるので、軽い重量でも筋肥大を起こすことができるのです。
筋肉が疲労物質により、勘違いを起こしてしまうんです。
どんな人にオススメか
加圧トレーニングは思い重量を扱わなくても、筋肉が勘違いを起こして筋肥大を起こすことができます。ということは、重い重量を扱うことができない人にオススメとなります。
- リハビリ
- 高齢者
- 女性
にオススメです。
決してオリジナルの加圧トレーニングはしないようにして下さいね!
加圧トレーニングの応用
加圧トレーニングは専用の器具が必要です。
専用の器具がないと行うことができません。では、普通の人はできないのかということになってしまいます。
加圧トレーニングの原理を利用して、行うトレーニングがあります。
「スロトレ」、「張力維持スロー法」と呼ばれているトレーニング方法です。
または、低負荷・高回数のトレーニングを意識的に筋肉の力を抜かないように行うことでも同じような効果を得ることができるでしょう。
この2つはとても辛いトレーニングです。
加圧トレーニングは楽に高い効果を得ることができるとも言えるでしょう。
終わりに
加圧トレーニングは素晴らしいトレーニングです。
楽に高い効果を得ることができる方法とも言えるでしょう。
私はやったことがありません。
だって高いし。
海外の人やってないし。
加圧トレーニングが必要な人(リハビリ等)は有効に使ったほうがいいです。
筋肉を勘違いさせて、筋肉を大きくしていきましょう。
参考文献