「酵素」とは何か?身体に良いのか?悪いのか?

健康

少し前から、「酵素」が体にいい!

「酵素」を食べれば痩せる!

なんて聞いたこと無いですか?

なんか効果ありそうですね!

それでは、酵素は身体に良いのか、悪いのか、そして痩せるのか考えていきましょう!

酵素は体にいいのか

では「酵素食品」がどのように体にいいのか少し調べてきました。要するに

 

酵素を摂取すると消化を助けてくれる。

そして生きたままの酵素を体内に取り入れると代謝が良くなる。

40代以降はこの酵素が減る。

だから外から摂取しましょう。

このような感じでした。皆さんのイメージもこうなっているのではないでしょうか。
それでは「酵素」とは何か見ていきましょう。

酵素とは

酵素(こうそ、enzyme)とは、生体で起こる化学反応に対して触媒として機能する分子である。

引用:「Wikipedia

そうでした。代謝の際に触媒として働いてくれるモノを「酵素」と呼ぶんでした。そして酵素は以下の6種類に分けられます。

  1. 加水分解酵素
  2. 異性体酵素
  3. 同性酵素
  4. 負荷脱離酵素
  5. 酸化還元酵素
  6. 移転酵素

参考:「タンパク質とアミノ酸 前編」山本義徳

このように分けられます。

それでは「酵素食品」に関係がある代謝をする「酵素」と「消化酵素」について見ていきましょう。

生体内で「代謝」を行う酵素

生体内で「代謝」を行う酵素はDNAのメッセージにより作られます。その材料はアミノ酸で、酵素はタンパク質の一種です。働きについてはこちらに詳しく

働く場所は身体の中です。

消化酵素

消化酵素とは、消化に使われる酵素のことです。これも体内で作られています。

  • 糖質分解酵素
  • タンパク質分解酵素
  • 脂肪分解酵素

があります。働く場所は消化器官です。

よく考えてみると

最初に出てきた「酵素食品」は

「消化を助けて、体内の酵素を増やす」ということを言っています。

消化酵素は消化管で働くので、外からの摂取で増やすことができます。そして実際に代謝を助けることができます。しかし、生体内で代謝を行う酵素はDNAのメッセージによりアミノ酸から作られる。

ということは、

酵素はタンパク質の一種である。

消化酵素の摂取は消化酵素の働きを高める。

タンパク質はそのままでは吸収できない。

つまり、外から摂取した酵素はそのままだと吸収できないので、消化酵素の働きによりタンパク質からアミノ酸に分解されてから吸収される。

吸収されたアミノ酸はDNAのメッセージにより酵素になる。

あれ!?酵素がアミノ酸に分解されている!?

酵素として摂取したはずの酵素を酵素が分解している!?

結論

ここまでみてきましたが、結論として

「酵素食品」は消化酵素の働きは高めることができる。しかし、体内で代謝を行っている酵素の働きは高められない。それどころか、酵素がアミノ酸に分解される消化を助けている。つまり酵素は外から摂取しても意味がない。

ということです。

つまり、代謝を高めるには、

消化を助けるためには消化酵素の摂取、

体内の代謝を高めるためには、酵素の元になっているタンパク質、補酵素の役割をしているビタミン・ミネラルの摂取が必要ということです!

タンパク質とビタミン・ミネラルが本当の「酵素食品」ということです。

もちろん代謝を高めて痩せるためにもタンパク質とビタミン・ミネラルが必要です。

終わりに

「酵素食品」についてみてきましたが、外からの「生きた酵素」なるものの摂取がいかに意味がないのかが分かっていただけたと思います。
「生きた酵素」がもしそのまま体内に入ってきて代謝を行ったとしたら、DNAにより絶妙なバランスを保っている代謝がおかしなことになってしまいます。そんなことはありえないんですけどね〜

なんとなく効きそう、なんとなく痩せそうというものは、どのように効果があるのか一度考えて見てからでも遅くは無いと思います。安くは無いですからね。

そして、なんとなくではなく、「確実に効果がある」のがビタミン・ミネラルです。代謝を高めるためにもこれらの摂取から始めてもいいのではないでしょうか。タンパク質ももちろん大切ですよ。

 

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