胸のトレーニングの後に二頭筋をトレーニングする意味がわからなかったんですけど、なぜその方が良いのかがわかってきました。
意味がわからない人は読んでみてください。
目次
胸の後には三頭筋、背中の後には二頭筋
胸のトレーニングをした後には、三頭筋をトレーニングが良い。
背中のトレーニングの後には、二頭筋をトレーニングした方が良い。
筋トレの本にはこのように書かれている事が多いと思います。しかし、鈴木雅選手や、山本義徳さんなどの有名ボディービルダーは、
胸と二頭筋
肩と三頭筋など、筋トレ本に書いてあることと違うことをしています。
それがなぜかわからなかったのですが、最近わかりました。
胸と三頭筋、背中と二頭筋を同時に鍛える意味
胸のトレーニングの種目には押す動作を含む種目が多く、胸の筋肉と同時に腕を伸ばす筋肉である上腕三頭筋を同時に使うことが多くなっています。
背中のトレーニングの場合は、引く動作が多くなっているので背中の筋肉と同時に腕を曲げる筋肉である上腕二頭筋を同時に使うことが多いです。
胸のトレーニングの後に上腕三頭筋を、背中のトレーニングの後に上腕二頭筋をトレーニングすることにより、効率よく2つの部位を刺激することができます。
このようになっているので、筋トレ本にはこの2つの部位の組み合わせをススメル内容も多くなっています。
だけど、有名選手は誰もそうしていない…
胸と二頭筋、肩と三頭筋を鍛える意味
胸のトレーニングは上記のように、腕を伸ばす筋肉である上腕三頭筋を疲労させます。腕を曲げる筋肉である上腕二頭筋は、疲労していません。
肩のトレーニングでは、プレス系の種目の場合には上腕三頭筋を使用しますが、プレス系はやっても1〜2種目だと思います。胸のトレーニングに比べて上腕三頭筋は疲労していません。
胸のトレーニングの後に上腕二頭筋を、
肩のトレーニングの後に上腕三頭筋を、
トレーニングすることにより、よりフレッシュな状態の2部位を刺激できることができるようになります。
背中はそもそも体に対する負担が大きい種目をすることが多い(脊柱に対する負担など)ので、背中は背中だけの人が多いように思います。
それはわかるけれども…
それはわかるけれども、
胸のトレーニングの際に疲労している上腕三頭筋を限界まで追い込んだり、
背中のトレーニングの時に疲労している上腕二頭筋を限界まで追い込んだ方が効率よくオールアウトできるために、筋肉が発達しそうだとおもいますよね。
私もずっとそうでした。
しかし、有名なボディービルダーの方々は違うやり方をしている…
とりあえずやってみるかとやってみたわけです。
やってみると、確かに腕の反応がものすごく良くなりました!
反応が良くなった原因は
その原因として考えられることは、今までは腕のトレーニングをするまでに、すでに腕の筋肉は疲労している状態でした。その後に腕のトレーニングをすることで、疲労感は得ることはできていたのですが、発達に必要な刺激にはなっていなかったのではないかと思います。
上記の方法を試してみた結果、最初の部位を終えた状態でも、腕が疲労していない状態で腕のトレーニングができるようになったので、筋肉の発達に必要な刺激が的確に与えられるようになったのではないかと思います。
胸のトレーニングの後に二頭筋、
肩のトレーニングの後に三頭筋をトレーニングすることにより、
しっかりと刺激を与えられるようになりました。
新鮮な状態でトレーニングできるようになり、成長を感じることができるようになったので、このような分割にする意味がわかりました。
終わりに
私は長い間、胸のトレーニングの後に三頭筋を、背中のトレーニングの後に二頭筋を鍛えていました。効率もいいし、しっかりとトレーニングができていると思っていたので、長い間そうしてきました。
なので鈴木雅選手のセミナーにいって分割の話を聞いても理解ができませんでした。
最近やっと理解ができるようになってきたので、少しはトレーニングがうまくなったのではないかと思っています。
すごい人が言うことや、本に書いて有ることはどれも本当のことなんだと思います。
その内容をアレンジしていかに自分にあうようにしていくか、自分にあった方法を見付けるかが大切なことなんだと思います。
今回書いたことも最初は理解できなかったことです。同じように理解できない人もいると思うので、とりあえず試しにやってみるかと思ってくれたらうれしいです。