先日たまたま抹茶を飲む機会があったので、抹茶について調べてみました。
抹茶には「テアニン」というアミノ酸が多く含まれている。
このテアニンというアミノ酸がどうやら抹茶を飲んだときのほっとすることと関係があるようです。
そもそも抹茶とはどんなものかのか。
緑茶との違いは?テアニンとは一体どんな働きをするものなんでしょうか。
抹茶とは
これがたまたま飲んだ抹茶。
抹茶とは、碾茶(てんちゃ)というものを粉末にしたものらしいです。碾茶は、お茶の葉に日が当たらないようにして育てたお茶っ葉のことみたいです。
つまり抹茶は、
日が当たらないように育てたお茶の葉から作った粉末ということです。
緑茶は普通に日光をたくさん浴びたお茶の葉を蒸したりして加工したものです。
抹茶に多く含まれているテアニン
抹茶は、緑茶と比べてテアニンというアミノ酸を多く含んでいます。
反対に緑茶はカテキンを多く含んでいます。
カテキンは苦味成分なので、緑茶のほうが苦いのはそのためでしょう。
テアニンの効果
テアニンはアミノ酸の一種です。
テアニンの働きとしては、脳内で抑制性の神経伝達物質の働きを良くしてくれています。抑制系の神経伝達物質の代表はGABAでしょう。
抑制性の神経伝達物質の働くを良くして、興奮性の神経伝達物質の働きを抑えることによって、飲んだ後にほっとすることができたり、落ち着いたりすることができるのでしょう。
茶道は主に静かな文化ですが、抹茶とテアニンとの関係を考えるとなるほどと思うところがあります。
抹茶を飲んで思った、こんな人にオススメ
抹茶はテアニンを多く含み、抑制性の神経伝達物質の働きを良くしてくれる。
ということは、普段から興奮性の神経伝達物質を活発にさせている人のリラックスタイムに特に必要です。
興奮性の神経伝達物質をバンバン働かせている人の代表は、トレーニングをハードにしている人でしょう。プレワークアウトなんて飲んでたら興奮しっぱなしです。私も飲んでますが。さらに追加でカフェインも飲んでますが汗
そして、ハードなビジネスマンにもオススメです。
たまには抹茶を飲んでリラックスしてみてもいいかもしれません。
ここで注意ですが、抹茶にもカフェインは含まれています。寝る前に摂取してしまうと寝れなくなってしまうので、おやつと一緒になどがいいと思います。
低カフェイン抹茶もあるそうです!
終わりに
緑茶がダイエットに良いことは周知の事実ですが、抹茶も負けず劣らず良い成分が入っているんですね!
お茶っ葉って微妙な作り方の変化で抹茶になったり、緑茶になったり、紅茶になったり、すごく不思議なものだと再認識しました。
しかも科学的に解明されていない時代から作り方に変化を加えて「お茶」を楽しんでいたなんて不思議でしょうがないです。
あと茶畑のお茶っ葉はなんであの高さと形なんでしょうか。お茶にはまだまだ不思議なことがたくさんありますね。いつか調べてみたいと思います。