前提として、体の左右差は人間なので必ず有るということを認識しなくてはいけません。
トレーニングにより左右差を埋めることが可能なのです。
左右差があるとパフォーマンスに影響が出る
スポーツをする際に左右差があるとパフォーマンスに悪影響が出てしまう場合があります。特に野球やゴルフなど、どちらか一方で動作を行うスポーツは左右差が出やすいと考えられます。
左右差があっても動作がどちらか一方なので影響がないと思いがちですが、スポーツのパフォーマンスは体全体を使って行います。左右差ができてしまうと体全体のバランスが崩れてしまうために、パフォーマンスに悪影響が出てしまうのです。
左右差をなくすにはどうすればいいのか
左右差をなくすには、トレーニングをすればいいのです。
トレーニングをしている人は、一般人と比べて体の左右差がすくなくなる傾向があります。
引用:「筋肉まるわかり辞典」石井直方
バーベル、ダンベル、マシン、どれもトレーニングは両方の体を使って行います。片方ができるからと言って、片方だけを追い込む人はいないと思います。
また左右で違う重量を扱う人もいないと思います。
このような理由からトレーニングをしていれば左右差はなくなっていくのです。
具体的にはどのようなトレーニングをすれば良いのか
バーベルやマシンを使ったトレーニングでは、どちらか片方が疲れたらやめればいいでしょう。両方の体を使うので、回数に差が出ることはありません。
ダンベルの場合は少し違ってきます。
ダンベルの場合は、回数に差が出ます。左右を違う回数で追い込んでいくと、今まで以上の左右差になってしまいます。そのためにダンベルの場合は、少ない回数の方に合わせてトレーニングをしていきます。
左が8回なら、右も8回。余裕があっても回数を同じにすることが大切です。
諦めなければいけない左右差
生まれ持った筋肉の形による左右差は、諦めなければいけません。筋肉の形は変えることができないので、左右で形が違っても諦めましょう。特に腹筋の左右差は諦めなくてはいけません。
終わりに
体のシンメトリーは、ボディビルにとってとても大切な才能です。
普段の生活でできてしまった左右差は努力によってなくすことが可能ですが、生まれ持ったものは変えることができません。
左右差によるパフォーマンスへの悪影響を防ぐためにも、しっかりとトレーニングしていきたいですね。
私は特に上腕三頭筋に左右差が有るので、なくなるように日々努力しております。
なるべくアイソレートして、左右で同じ回数を行うようにしています。
参考文献