ストレッチと聞くと健康的でやればやるほど良いことのように思えますよね!
しかし、運動前に静的ストレッチをすると、筋力が落ちてしまうということは半ば常識になってきています。
アスリートの場合、パフォーマンスの低下が起きてしまいます。
ストレッチの効果や、取り入れ方についてみていきましょう。
ストレッチの効果
筋肉に対して
- 筋肉の緊張を取り除く
- 関節の可動域(ROE)を広げる
トレーニング後に行うと
- 筋肉にたまった疲労物質を取り除いてくれる
- 筋肉痛、怪我の予防
その他
- リラックス効果
などがあげられます。
これだけを見ると、いいことばかりのように思えるが、そうではない一面も持っている。
トレーニング前に行う静的ストレッチ
トレーニング前に静的ストレッチを行ってしまうと、筋力が低下してしまうということが科学的に証明されてしまっています。
なぜそのようなことが起こるのかというと、
どうやら、筋紡錘という筋肉の長さを感知し、筋肉に筋力を発揮させている器官がうまく働かなくなってしまうために起こってしまうそうです。
この筋力低下は45分程度持続してしまうそうです。
可動域が広がった状態が長ければ問題なくない!?
筋力が低下している時間が45分。
それよりもストレッチによって可動域が広がっている状態が長く続けば、パフォーマンスは上がるのではないか!?
と思いますが、そんな体はうまくできていないようです。
どうやら可動域が元に戻ってしまう時間の方が、短いみたいです。悲しい…
運動前にオススメのストレッチは?
運動前にストレッチは完全にしないほうがいいのでしょうか?
そんなことはありません。
ウォーミングアップをしないと傷害のリスクも増えてしまいます。
そんなときは動的ストレッチ!
聞きなれない言葉ですが、参考動画をどうぞ!
最後に
静的ストレッチにも意外な悪い面があるんですね!
トレーニングを勉強するまでは、
体を動かす前に、一生懸命伸ばしてたんですけど、今では絶対にそんなことはしません。
トレーニング前でも、簡単に関節を温める程度の動的ストレッチをしています。
反対にトレーニング後は、少しの時間でも静的ストレッチを行うようにしています。
トレーニング後はサボりがちなんですが、怪我が劇的に減っているので、頑張ってやっています。
みなさんも、動的、静的ストレッチの良いとこ取りをしてみてくださいね〜!