筋トレって毎日毎日同じことを繰り返しているんでしょ?
それの何が楽しいの?
毎日同じことを繰り返している訳ではないんです。
毎日同じことを繰り返していると筋肉は成長しなくなってしまうんです。
筋肉も慣れてしまうのです!
筋肉の成長はストレスに対する適応
筋肉が成長にはストレスが必要です。
超再生をするということも言われますが、今は否定されています。
つまり、筋肉がストレスだと感じない限り成長してくれないのです。
勉強に置き換えると
では筋トレを勉強に置き換えてみましょう。
毎日同じ問題集の例えば3ページの内容だけを勉強している人がいるとします。
最初はわからないので、繰り返すうちにどんどん3ページを解く能力が向上していくでしょうしばらくすると3ページを解く能力は完璧に向上します。しかし3ページを解く能力が向上しきってしまうとそれ以上は向上しなくなってしまうでしょう。
どんどん勉強する内容もアップデートしていかなくては、勉強の能力も成長していかないですよね。
このようなことが筋肉でも起こってしまうのです。
どのくらいで起きるのか
だいたい3ヶ月程度でこの慣れは起こると言われています。
また、6回続けて同じトレーニングをすると慣れてしまうとも言われています。
私の体感では、後者の印象です。思ったより筋肉はストレスへの適応能力が高いと思われます。
どうすればいいのか
刺激を変えればいいのです!
刺激の変え方は簡単です!例えば
- フリーウエイトをマシンにする
- バーベルをダンベルにする
- 種目の順番を変える
- 回数を変える
といろいろ考えれば無限にできます。
この刺激への慣れを防ぐトレーニングのガイドライトしては山本義徳氏のマンデルブロ・トレーニングがオススメです!
こちらの書籍に詳しく書いてあるのですが、簡単に説明すると、高重量、中重量、低重量のトレーニングをそれぞれ行っていくものです。
トレーニング経験者であればすぐに応用できる内容になっているので、一度目を通されることをオススメします!
私はどうしているのか
私はマンデルブロ・トレーニングを少しだけ変形して、筋肉に対する慣れを防ぐようにしています。
まず1サイクルの期間を約1ヶ月として行っています。
高重量と中重量をそれぞれ交互に3回ずつ行い(だいたいこれで3週間)
残りの1週間は関節や神経系の疲労を取るために低重量で行います。この1週間はトレーニングをしない場合もあります。
そして1ヶ月の期間が終わったら、種目を完全に変えてまた1ヶ月のサイクルに入っていくという流れで行っています。
やってみると、なかなか体感もいいので、もうしばらくはこのサイクルでトレーニングしていきたいと思います。
終わりに
筋肉が刺激に慣れてしまうということはトレーニングをし始めた方にとっては理解し難いと思いますが、見た目の変化や使用重量の停滞は思いの外早く現れてしまいます。
そんなときは筋肉が刺激になれてしまったんだとしっかりと理解し、思い切って刺激を変えることをオススメします。
私も同じ種目にこだわって行っていたこともありますが、今のトレーニングの方法にした方が伸びているように感じます。
ベンチプレスにこだわるのではなく、筋肉に対する刺激にこだわってトレーニングしていきたいですね!