超回復理論について、考えてみた。

超回復ということばをトレーニングをし始めるとよく聞くようになります。

超回復とはどのようなことなのか、考えてみました。

超回復とは

超回復とは、トレーニングをした時に筋肉の機能が低下する。筋肉が機能の低下から回復する時に、トレーニングをする前よりも機能が良くなっていることを言います。

簡単に説明すると、1回目のトレーニングより重さも回数も伸びている瞬間のことです。

しかしこの理論は、正式の理論ではないそうです。

それもそうでしょう。超回復には、機能の低下と、超・回復が起こっていることが必要になります。この2つについて考えてみましょう。

機能の低下

一般的な筋力トレーニングではこのようなことが言えるかもしれません。回復期には筋力が低下した状態が現れます。しかし、極軽い重量でも筋肥大は起こるし、毎日続けても筋肥大は起きることもあります。

例えば、自転車を漕ぐ競輪選手を考えてみましょう。
競輪選手は自転車を漕ぐことによってあの素晴らしい太ももを手に入れています。機能の低下が現れて、その後超回復。機能の低下が起こっているとはとても思えません。

加圧トレーニングにもこのようなことが言えるのではないでしょうか。加圧トレーニングは、静脈流を制限することにより、筋肉内の環境を著しく悪い環境にします。この筋肉にとって著しく悪い環境になることにより、様々なホルモンがでて、筋肥大がおきます。

加圧トレーニングについても機能の低下が起こっているとはとても言えません。

超・回復

次にトレーニング前よりも機能が向上することについて見ていきましょう。

上級者のトレーニーを考えてみるとわかりやすいですね。

重量の伸びはあまりないが、筋肥大は起こっている。このような人は多いと思います。常に超回復が起こり、機能が向上し続けるということは難しいと思われます。

このようなことから超回復の理論はあまり正しくないといえるのではないでしょうか。

では筋肉が大きくなる時は何が起こっているのか

上記を見てみると、

「筋肉にとってのストレスがあると、筋肉は成長する」

と言えると思います。

加圧トレーニングにしても競輪選手の自転車にしても、筋肉にとっては限界まで使われて強いストレスを感じています。

つまり、筋肉の機能の低下にこだわるのではなく、筋肉に対してストレスを与えることが大切であるといえるでしょう。
そして、超回復が本当ならば無限に記録が伸びていきます。そんなことはないと思うので、記録を伸ばしていく際にも、工夫が必要になると思われます。

終わりに

超回復!超回復!超回復!

私もトレーニングを始めた際には納得の理論でした。
しかし現在は否定されています。

科学によりなんとなくの理論がより強固に、または否定されていくいことはすばらしいことですね。科学的に正しいことがすべて正しいことではないのですが、参考にした方がトレーニングの効果を効率的に得ることができるようになるでしょう。

今後は超回復理論は控えた方が良さそうです。