体内で合成できるビタミンのビタミンD。
どのような働きがあるのでしょうか。
また体内で合成ができるのに、サプリメントとして摂取することに意味はあるのでしょうか。
それではみていきましょう。
ビタミンDの主な働き
- カルシウムの吸収を促進し、骨に沈着させる
ビタミンDは必要な量を皮膚で合成しています。合成するためには紫外線が必要となります。十分に紫外線をうけることができない人では不足することがあります。紫外線と言っても、日焼けサロンでは合成に期待はできないようです。
そして、ビタミンDが不足すると「レプチン」というホルモンの働きが阻害されてしまうそうです。また、サプリメントを摂取した人たちの脂肪が減ったという実験の結果もあるそうです。
不足するとどうなるか
ビタミンDが不足すると、カルシウムを十分に吸収することができなくなり、骨が弱くなったりします。また、筋力の低下などが起きるそうです。
過剰症について
ビタミンDは体内で合成されるために、ホルモン様ビタミンとなっています。そのために過剰に摂取してしまうと過剰症になってしまう恐れがあります。
アメリカでの摂取の上限が4000IUです。山本義徳氏は「ビタミンのすべて」で「1000〜2000IUで健康への効果が得られる」といっています。
アメリカのサプリメントなどには10000IUが入っているサプリメントもあるそうです。
ビタミンDの摂取方法
「カワイ肝油ドロップS」の場合、2粒でビタミンAが4000IU、ビタミンDが400IUとのことですので、一日5〜10粒くらいを目安に摂ればいいということになります。
引用:「ビタミンのすべて」山本義徳
「カワイ肝油ドロップS」
今回参考にした書籍はこちら。
筋肉博士こと、山本義徳氏が書いた本です。
トレーナー、トレーニー、スポーツ選手、健康に対して意識が高い方には必読の本です。
そしてこちら。
分子栄養学の教科書的な本です!
身体に不調があるかた、健康のレベルを上げたい方にはオススメです。