なぜビタミンが必要なのか?

ビタミン

健康には「ビタミン」が必要だ!
よく聞く言葉ですね。
健康に必要なことは、なんとなく理解できる。テレビでもよく言ってるし。
しかし、詳しいことはわからない。
恥ずかしながら、私もそうでした。ビタミンを軽視しておりました。

しかし!ビタミンがないと、パフォーマンスを100%発揮することができません。
健康になれないし、マッチョにもなれません!

それはなぜなのか、みていきましょう!

ビタミンの働き

私たちが生きていくためには、食べ物を消化したり、エネルギーを生産したり、骨や筋肉、内臓の細胞を新しく入れ替えたりといった、さまざまな化学反応が必要となります。このように人間の体内で起こる化学反応のことを、とくに「代謝」と呼びます。

引用:「ビタミンのすべて」山本義徳

このように私達が知らない間に、身体の中では24時間365日「代謝」が行われています。
そして、この代謝を行うときに必要とされるものが、

酵素」というものです。

この「酵素」はDNAのメッセージによりタンパク質からつくられています。
例えば、血液を作る酵素やコラーゲンを作る酵素と言った具合に、DNAのメッセージにより、それぞれ役割が与えられています。

「酵素」はタンパク質から出来ているので、アミノ酸を豊富に摂取していれば、「代謝」は全て上手くいくのかというと言うと、そうではないんです。

多くの場合においては、「代謝」をお手伝いをしてくれる物質である「補酵素」が必要になってきます。

この「補酵素」の働きをしているものが全てではないですが、「ビタミン」なのです。

なぜ「補酵素」が必要なのか

「補酵素」と出てきましたが、なぜ「酵素」だけではなく、「補酵素」も必要になってくるのか。

これは三石巌氏の本にも出てくるのですが、

 

「炎の中に角砂糖を入れると、角砂糖は燃えます。
しかし、角砂糖にマッチの火を近づけると燃えません。
そこでタバコの灰を角砂糖につけ、マッチの火をつけると角砂糖は燃えます。」

ということが起こるのです。

つまり、炎の中では角砂糖が燃えるだけの温度が十分にあるが、
マッチの火だと、角砂糖が燃えるだけの温度が十分にない
そこにタバコの灰があることにより、温度が十分でなくても角砂糖が燃えたのです。

このタバコの灰の働きを「触媒」と言います。

このようなことは人間の体内でも起こりうる現象です。
なぜなら、体温が37度前後しかないですから。

つまり、「触媒」がないと、うまく「代謝」が行われないのです。
この「触媒」としての働きをしてくれるものが「補酵素」なのです。

このように体内での低い温度で「代謝」をうまく行うためには、「触媒」として、「補酵素」が必要なのです。

実際にどのように働くのか

GABAという神経伝達物質ができるときの流れを追ってみましょう。アミノ酸の「グルタミン酸」に、アンモニアと「グルタミン酸脱炭酸酵素(GAD)」が働くことによって、GABAはつくられます。脱炭酸、つまりグルタミン酸からカルボキシル基を外すのが、この酵素の働きです。
しかしGADは、そのままだとうまく働きません。GADにビタミンB6が結合することによって酵素の形が変わるのです。酵素の形が変わると、グルタミン酸やアンモニアのレセプターができます。そうしてはじめて、これらと結合できるようになるのです。

引用:「ビタミンのすべて」山本義徳

このように、「補酵素」がないと目的の「代謝」がうまくできないのです。

いきなりGABAという難しそうな物質が出てきてもイメージがなかなか掴みにくいですよね。

皆さんの身近でわかり易い例を出すと、

身体の中のタンパク質「コラーゲン」を作るにも、もちろん「代謝」が行われています。
コラーゲンはタンパク質だから、タンパク質からできた「酵素」だけでうまくいくかというと、そうではないのです。

ここでも「補酵素」が必要になってくるのです。
この場合の「補酵素」はビタミンCなのです。

つまり、この「補酵素」であるビタミンCがないと、コラーゲンがうまくできないのです!」

これは物凄く大変なことです!

人体の中のタンパク質の30%も占めているコラーゲンがうまくできないのです!

コラーゲンがうまくできないと、キレイなお肌も、強い血管も、丈夫な骨も、力強い筋肉も上手くできないのです!

「補酵素」であるビタミンの摂取なしには、身体のトラブルはなくならないのです!

この「補酵素」により酵素として機能するようになったものを「ホロ酵素」と言います。
最初に「補酵素」が働く酵素を「アポ酵素」と言います。

つまり

「アポ酵素」+「補酵素」→「ホロ酵素」

「ホロ酵素」となってはじめて、酵素として機能することができるのです。

結論

ビタミンをなぜ摂取するのかと言うと、

「代謝」をうまく行うためです!

具体的な例は2つしか出てきていませんが、体内で行われている「代謝」は膨大な数です。

この膨大な数の「代謝」がうまく行われないと、身体に不調が出ること必定です。

「代謝」をしっかりおこなって、健康のレベルを上げるためにもビタミンをしっかりと摂取したいですね。

言い換えると、ビタミンがないと健康になれないとも言えると思います。

※酵素のもととなるタンパク質の摂取は、言うまでもないと思いますが1番大切なことです。

まとめ

なぜビタミンが必要なのか、もうわかりましたね!

「代謝」がうまく行われないと、コラーゲンだったり、GABAのように、身体が必要としている物質ができないんですねー。

これが多くの「代謝」で起きたら…

ビタミンが必要なのはわかったけれども、どのくらい摂取すれば良いのか。(こちらに詳しく

 

今回参考にした書籍はこちら。
筋肉博士こと、山本義徳氏が書いた本です。
トレーナー、トレーニー、スポーツ選手、健康に対して意識が高い方には必読の本です。