脂肪は邪魔な存在ですね。
いっそのこと体からすべてなくなればいいのに。
体脂肪が実際に体からなくなってしまうととうなってしまうのでしょうか。
脂肪がなくなってしまうと
見た目に取って邪魔な存在である脂肪も、体内では大切な役割を担っています。脂肪がなくなってしまうと脂肪が担当している役割がなくなってしまうということになります。
体脂肪が体から、もしなくなってしまったら場合は、
- エネルギー不足になってしまう
- ホルモンが正しく作られなくなってしまう
- 脂肪が含まれる体内の組織がなくなってしまう
このようなことが起こってしまいます。
どれも生きていく上ではなくてはならないものなので、脂肪が体からなくなってしまった場合は生きてはいけなくなってしまいます。
生きていく上で最低限必要な体脂肪の量は
「不可欠脂肪」と言われるこれ以上脂肪がなくなってしまうと命に関わるという脂肪の量があります。
男性の場合は体脂肪率が4%
女性の場合は体脂肪率が12%
が不可欠脂肪といわれています。
これ以上脂肪がなくなってしまうと、女性の場合は生理が止まってしまうと言われています。生理が止まってしまうということは、思った以上にヤバイことなのです。
脂肪がなくなってしまうとどうなってしまうのか
ここからは私の個人的な経験を書いていきたいと思います。
減量後期になっても体脂肪計ではだいたい7%を下回ることがない私ですら、脂肪がなくなることの影響は強く受けています。
- 性欲が無になる
- 腕、肩の筋肉の減りが他の部位に比べ大きい
- 慢性的なエネルギー不足により、動くことが辛くなる
- 口数が減る
と、主にホルモンが減ることによる影響を強く受けるようになります。
あと、明らかに寿命を縮めている感がすごいです。
脂肪を減らすことは、減らせば減らすほどいいことのように思えますが、そんなことはありません。やはり、ある程度健康で元気でいられることが大切だと思うので、減らしすぎることはオススメしません。
男性の場合は体脂肪率10%前後を目安にする程度でいいのではないかと思います。
女性の場合は、ホルモンが減ることにより、骨粗鬆症などのリスクも上がるので、世界レベルのアスリートではない限り、無理な減量をすることは避けたほうがいいと思います。世界レベルのアスリートはまずいないと思うので、減量もほどほどにしたほうがいいと思います。
20%前後でも十分にモデル体型になるのではないでしょうか。
終わりに
脂肪は思ったよりも私たちの体の中で大切な働きをしています。
多すぎてもいけないし、少なすぎてもいけない。ちょうどいいところをキープして健康に生きていきたいですね。まあそれが難しいのですが。
もし脂肪がすべてなくなってしまうと、生きていけないので、ダイエットの時には、現実的な数字を目標にした方がいいです。
昔俺は体脂肪率3%だったんだぜ!
なんて言っちゃう系男子だけにはならないようにしたいですね。
参考文献